おすすめ図書
- mtsaori221
- 2020年5月12日
- 読了時間: 2分
更新日:2020年5月14日

みなさんこんにちは。教室をしばらくお休することにして、いつものレッスンの代わりに何かできることはないかな、と考えて、みんなにおすすめの本や音楽を紹介してみることにしました。
今日は本です。
作曲家の物語シリーズ
ひのまどか著
リブリオ出版
小学校高学年以上向き
・バッハ
・ハイドン
・モーツァルト
・ベートーヴェン
・シューベルト
・スメタナ
・ドヴォルジャーク
など
この本、一見地味な表紙ですが、児童にもわかりやすく大人が読んでも読みごたえのある、私の
大好きな本です。
著者のひのまどかさんはヴァイオリン奏者かつ音楽研究家で、この本のために作曲家が生きていた国に足を運び丁寧な取材をしています。
そして、その作曲家の曲を演奏している人だからこそ感じ取れることを、とてもわかりやすく文章で伝えてくれています。
昔の時代の作曲家が雲の上の人ではなくて、今を生きている私たちのように苦しんだり、悩んだりしながら力いっぱい生きていた人で、あの曲はこんな時に生まれた曲なんだななんて感じさせてくれる素敵な本です。
実はこの本、一度絶版になってしまって、私はどうしても手に入れたくて中古を集めていたのですが、値段が高くなりすぎてあきらめていたところ、最近別の出版社から出されるようになりました。
(ヤマハミュージックメディアから”音楽家の伝記 はじめに読む1冊”というシリーズで出ています。)
こういう素晴らしい本がずっとこれからも世の中に出つづけてほしいなあと思います。
古い版のものは駒ヶ根市立図書館で借りられるから、まずは自分の弾いたことのある作曲家の本を読んでみてね。
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